あさが来た　最終回　156話（放送予定日）御殿場学習会アリでした！

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あさが来たネタバレ・あらすじ　 26週　156話「柔らかい心」（最終回）

[主題歌　AKB48の「365日の紙飛行機」挿入]

[ナレーション]
翌月、新次郎の四十九日の法要が行われ、はつ（宮崎あおい）は再びあさのもとを訪れました。

向い合って座るあさとはつ。

はつの前に桜餅とお茶を置きながら、あさが言いました。
「お姉ちゃん、なんべんも来てもろて、おおきにな…」

この先、どうするのかと問うはつに、あさは女子の教育については今後も力を注いで行きたいと話すのでした。

そして、あさは、着物の胸元から、お嫁入りの時に母にもらったお守りを取り出して言います。
あさ＞「うちら…あの日、お父はん、お母はんに言われたみたいに、
お家、守れましたんやろかな…？」
はつも、胸元からお揃いの同じ赤いお守りを取り出すと「へえ、守れた思います。」と言いました。

はつ＞「目の前の道…進んで来ただけやけど…。それでも、大事なもん慈しんで守ることができたんやないかてな。」
あさ＞「ほんまだすな…。やっぱりお姉ちゃんは凄いわ。その道かて、石や岩だらけやったんやろうに…。」
はつ＞「そうだすなあ…せやけど、あんたかてそやったやんか。」

はつは、あさのすぐ傍らまで行くと、お守りを持ったままの手と手を重ねて
「ようやったなあ～。よう頑張りました。」と褒めました。
あさは、空いていた右手も、更にはつの手に添え微笑んで「お姉ちゃんもな」と言いました。
あさ＞「まだまだ生きていかなあきまへんな」
はつ＞「へえ。まだまだだす」
互いの人生を認め合った姉妹は、互いに、大切な人を亡くして、寂しくはなったけれど、
また、元気を出して、人生の先へ歩み出そうと、心を通わせ合うのでした。

養之助は、相変わらず、みかん栽培に力を尽くしていました。
はつが和歌山へ帰ると、養之助から、嫁の節が二人目を身籠ったとの報告がありました。
はつは嬉しい知らせを喜び、空を見上げて、微笑んで惣兵衛に話し掛けます。
「旦那様、聞いてはりましたか？ほんまに、この山王寺屋は、まだまだこれからだすな。」

六年の歳月が流れた1910年（明治43年）
新次郎が結婚40周年の記念にと言って、あさが選んで植えた梅の花が大きくなり満開の花を咲かせるようになりました。
この頃、、千代（小芝風花）は、芦屋に家を建てて暮らしていましたが、
もう３人の女の子の母となり、更に４人目を妊娠中でした。

千代が久しぶりに実家へ帰って来ると、そこに現れたのは留学帰りの宜（吉岡里帆）です。

宜の帰国をあさも喜び、近い将来、富士山の見える御殿場の別荘で女性達の学習会を開くから、
宜も参加するようにと呼びかけます。

そして、春になり、第１回の勉強会の日を迎えました。
まるで、ピクニック気分の和やかな集まりです。
あさは、集まった女性達に再び、女性が柔らかい心を持ち、社会で働く事の大切な役割を話すのでした。

その頃、白岡の家では、千代の３人の娘達が、家庭教師より英語を学んでおり、
その様子を、もう髪が真っ白になったうめが見守っておりました。

そこへ「こんにちは～」と外から聞こえるうめには聞きなれた声。
訪れたのは、娘のナツを連れた亀助です。
ナツは母親のふゆにそっくりの愛らしい娘に成長しておりました。
ナツ＞「うめさん、どうもご無沙汰しております。」
亀助＞「今度、東京の学校行く事になりましたんや。」
ナツ＞「へえ。お父ちゃんのおかげだす。しっかり学んでこうて思てます。」
うめ＞「そうだすかぁ～。そら、よろしおましたなぁ。」

一方、勉強会では、あさの話が始まろうとしていました。
「みなさん、知っての通り、うちは江戸の嘉永生まれのおばあちゃんだす。
うちらの若い頃はなぁ、電話はもちろん郵便もあらしません。馬車や汽車かてあらしません。
誰かになんか伝えたい思うても脚半はいてひたすらいくつも山越えるしかあらへんかったりしたもんだす。」
成澤＞「近頃じゃ、そんな事も想像できないでしょうね。」

あさ＞「へえ。それがホンマ便利になって、うちは昔の方が良かったやなんてちょっとも思ってしまへんのやで。
せやけどな、なんでだす？
国が育ったら、もっともっとみんな幸せになれる思うてたのに、
こない生きづらい世の中になってしもうたんは、なんでなんだすやろな？
戦争は銃や大砲で人を傷つけて、新聞や世論は人を悪う言うたり、勝手な批評して人の心傷つけるばかり。
みんなが幸せになるための武器は銃でも大砲でも悪口でもあらしまへん。
こことここだす。」

あさが指し示した“こことここ”は頭と心です。

榮三郎の次女の正が、あさのしたように、頭と胸を指して尋ねます。
「こことここ？」

あさ＞「そうだす。人の気持ち思んばかることのできる優秀な頭脳と柔らかい心、それさえあったらそれで十分なんだす。
その分野で言うたら、おなごはんは、決して男はんに引けとらしまへん。
いや、男はん以上に、その力、大いに使うことがでけます。
まあ、うちの旦那さんは、うちよりやらかいお人だしたけどな。」
この言葉にすぐ横に座っていた千代は、笑顔で頷きます。

あさ＞「若いみなさんはこれからどないな職業についても、家庭に入っても、その２つがあったら、大いに人の役に立つことがでけます。
日本どころか、世界の役に立てることが、この先、ぎょうさんありますのや。
どうか、どうか、しょげてなんかいてんと、よう学んで頑張っとくなはれな。」

さて、ここで成澤が少し休憩にすると申しましたので、あさは杖を突いて立ち上がりました。
すると、とんびの声が響き…遠く菜の花畑の脇に、なんと新次郎が立っていました。

あさは杖を突きながらも小走りに、やがて杖を打ち捨てて、懸命に、新次郎の元へと走ります。
辿り着く頃には、あさの姿は若返り20代になり、新次郎もまだ30代の若さでした。
笑顔で見つめ合うと、新次郎はあさを抱きあげて菜の花畑の真ん中で、でクルクルと２～３ど回りました。
そして笑って、あさを降ろすと、手を取り握りしめ
「ごくろうさん。今日もようがんばってはりますな。」と褒めてくれるのでした。
「へえ。だんな様。」と、にっこりして、見つめるあさの頬を両手で挟んで、見つめ返し、微笑み、頷く新次郎です。

≪終わり≫

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あさが来た　最終回

あさが来たの最終回は、第156話で2016年 4月2日（土）に放送予定となっています。
この話数というのはＮＨＫの朝ドラの場合、どの作品でも共通で、
26週目の第156話で最終回を迎えるようになっています。

『まれ』は見てないので知りませんが、
その前の『花子とアン』の時、第1回の放送での時期を通り越して、最終回へと向かってゆきましたので、
今回の『あさが来た』でも、第一回の、あさが女子大学の開校式にて挨拶するシーンというのは、
まだ物語の中ほどと思われ、年数で言うと1901年（明治34年）で、あさが52歳の時の事です。
（年表参照：広岡浅子（白岡あさ/今井あさ）年表）

このあたりの年月日をドラマの方で変えてくるという事は、まずないですから、この時のあさの年齢も実話通りだと思いますよ。

そして、このシーンを通過して、あさの人生のどの辺りで最終回を迎えるのか？という事が焦点となりますが、
大河ドラマと違って、視聴者の気持ちを明るくして「今日も一日頑張りましょう！」
という気持ちになってもらう事を目的に作られているのが朝ドラ。

ましてやタイトルが『あさが来た』なので、絶対に主人公あさの臨終終わりはありえない。
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋以下追記＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
とは言え、生あれば死ありで、生き物がけっして免れないのが死ですので、
このドラマ『あさが来た』でも、ドラマの後半戦では、
登場人物が、世代の上の人から順番のように天国へと召されてゆきました。

でも当初のドラマの設定でもあったように、この物語は夫婦が縦糸で姉妹が横糸ですから、
やはり最終週まで、縦糸の新次郎と横糸のはつは健在でしたね！

現在もう最終週の放送中で残すところ後わずかですが、理想の夫、新次郎の命の火が燃え尽きる
~~のはおそらく最終回の156話ですので、~~申し訳ない！1日前の155話でしたね（;´▽｀A``
それまで、みなさんで、この比翼の鳥を見つめ続けましょうね！
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋追記終わり＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

で、あさの最晩年というと、これが亡くなる３年前に村岡花子さんに会っていますけど、その時はあささん、まだバリバリお元気です。　
（年表参照：広岡浅子（白岡あさ/今井あさ）年表）

そっから考えて、あさが逆に花子さんに、何か刺激を受けて、やりたくなる…みたいな最終回も良いのではないかと思います。
実際には、花子さんが、あささんに刺激を受けるわけなんですけどね。

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